書き言葉の場合はそれほど難しくありませんが、会話中で過去完了形をスムーズに正確に使いこなすのは注意しないと難しいですね。
過去完了形は
had + 過去分詞
で表すことができます。
用法は以下の3つです。
1.継続「(過去のある時まで)~し続けていた」
2.経験「(過去のある時までに)~したことがあった」
3.完了(結果)「(過去のある時までに)~してしまった
My brother had already finished his homework when I arrived at home.
私が家に着いたときには弟はすでに宿題を終わらしていた。(完了)
The soccer game already had begun when I turned on the TV.
私がテレビをつけた時にはサッカーの試合は始まっていた。(完了)
I hadn't played pachinko until I was graduated from college.
大学を卒業するまでパチンコをしたことがありませんでした。(経験)
I had been to Canada once when I became an exchange student.
私が交換留学生になったときには、カナダに一度行ったことがあった。(経験)
I had worked for a bank until 1990.
1990年まで私は銀行で働いていました。(継続)
過去のどの一点に視点が置かれているかが明確な場合にしか、過去完了形は用いることができません。
ついでに過去完了形の受動態の形は、
had+been+過去分詞
となります。
用法は以下の3つです。
1.継続「(過去のある時まで)~され続けていた」
2.経験「(過去のある時までに)~されたことがあった」
3.完了(結果)「(過去のある時までに)~されてしまった」
I had been told a lie by my best friend before I was 20 years old.
20歳になる前に、私は1番仲のいい友達に1度嘘をつかれたことがあった。(経験)
I had been scolded by my mother till I was 18 years old.
18歳になるまで母に叱られ続けていました。(継続)
I had been fired before I got a bonus.
ボーナスをもらう前にクビにされたしまった。(完了)